カフェオレと方眼紙

ちょーけっしゃ短歌ユニット「うるしのこ」が短歌よみます

個人評

個人評・漆原(2)身体感覚によって共有される文脈ー生田亜々子の短歌から

次に urushinoco.hatenablog.com の個人評(漆原)です。 短歌とは、上の句と下の句からなる断絶の詩型である、とおもうことがある。 たとえば、こんな歌。 乳房まで湯に浸かりおり信じたいから測らない水深がある 生田亜々子「生きているものだけに降る雨」…

個人評・のつ(1)きちんと、だなんて、途方もないね

持ち寄った歌について個人による一首評も書きましたので、掲載します。まずは urushinoco.hatenablog.com の一首評(のつ)より 当時歌集を読んで、このように生きたい。と思って、ノートに書き写した歌。恩を返すように、ということは恩をかけてくれたその…